大学との協働による要支援状況の可視化にむけて

 2月8日、大阪大学の研究者上須道徳先生今井貴代子先生がコミュニティスペースNikoNikoへインタビューに来られました。研究として「地域がはぐくむ子どもと未来に関する調査」をされており、当法人の市域広域事業のネットワークの動きについてお話しさせていただきました。

 

 市域広域事業の構想では、新型コロナ禍で要支援状況が拡大する中で、実践としてネットワークをつくり食、学びなどの支援の裾野を広げること。そのことと同時に大学等との共同研究により要支援状況を可視化し提言につないでいくことを目指しています。

     翌日の今日、上須先生からは「一つ一つ活動がとても素晴らしいと思いますが、それらを積み重ねることで社会を変えていこうというお考えにとても感銘を受けました。大学としてもWAKWAKの皆さまと協働できるところがたくさんあると感じております。」

 

今井先生からは「過去と今と未来を見ながら、現場の声やニーズに応える事業展開をされていて、地に足がついているとはこのことだなと、いつも思っています。社会変革を目指しながらも、その形は共創(さまざまな人を包摂・巻き込んで)の中で実現していくという、柔軟な思考と態度をあらためて学ばせていただきました。何よりも、人とつながってしくみが新しく生まれていくことを、嬉しそうにお話されるのが印象的でした」

 

とご丁寧にご感想をいただきました。

 

今回のインタビューは今後、市域のネットワークにおける要支援状況の可視化にむけてコラボが生まれていきそうな予感がする出会いでした。上須先生、今井先生ありがとうございました。