4月26日(火)の18時半から富田ふれあい文化センターの地下小ホールにて一般社団法人タウンスペースWAKWAK主催「連続講座~富田ものがたり」を開催しました。
今回、定員40名のところ想定を上回る60名を超える方々からのお申し込みを頂く嬉しい悲鳴となりました。
お申込みいただいた方々も、校区の保育所、小中学校の先生方や地域関連施設の職員さん、行政の職員さん、他市からと多様な方々。
第1回は、「富田地域概要―新たなものにチャレンジする文化―」というテーマにて、一般社団法人タウンスペースWAKWAKの岡井寿美代副代表理事より①富田地域の概要を歴史をさかのぼりながら今に至るまで話をさせていただきました。
そして、新しくこの校区に赴任された職員の方々も多数ご参加いただいたので②参加型としてお互いに出会っていただくワークをしました。その後、参加いただいた方々から③「もっとここ聴いてみたい!!」ということをお聞きし内容を深めました。実は、この4月に20数年ぶりにこの校区にもどってこられた先生もおられたので、急遽、その先生にも当時の状況について熱いお話をしていただきました。
参加された方々からは
・たくさんお学びと出会いを通し、自分の生き方について考える機会になりました。この地域にいる人のあたたかさや熱さ、その源に触れることができて、心があったかくなりました。
・富田で働いていながら、丁寧に歴史から教わる機会が少なく、目の前にいる子どもたちを重ねながら聞き、考えることができました。
・地域に長くいるからあらためてわかること。長くいるのにちゃんとわかってなかったこと。いろいろありますがそれがまとめて自分の中で整理されストンと入ってきました。
・四中校区の教職員がこれだけたくさん参加してくれている心強さを感じた。アイスブレーキングで3人と話した際に「自ら来たい、学びたい」と思ってきたという方が多く、その動員ではなく自らの意志で来ているのを感じれたことがうれしかった。
・大好きで、尊敬するこの富田の地域のことがもっと好きになりました。この地域で、子どもたちにかかわるものとして、そこにいる人の思いにこたえられるよう取り組んでいきたいと強く思いました。やっぱりこの地域にはほんまもんのつながりとぬくもりがあります。
・部落問題と直面し向き合うことが難しくなっている中で、こういう場、機会を創っていくことが大切だと、それを具体的な形にし、校区の教職員をこれだけ巻き込んで実施している企画力、思い、つながりの力。
・地域の温かさや、力強さがどこから来てるんだろうとおもっていたのですが、全ては子どもたちの実態を考え、生活を乗り越えてでも子どもたちを育てていきたいという思いからなんだということが分かりました。
・あらためて、今学校が取り組んでいること、地域で取り組まれていること、様々な会議や組織の意味を実感し、この地域で働くものとしての責任も感じました。すべては「こどもたちのため」もう一度しっかりかつみんなで
取り組みたいと思いました。
・元気になれる、力が湧いてくる、やる気になるそんな講座でした。
などなど本当にたくさんのお声を頂きました。
今回のテーマは「富田ものがたり―富田ものがたり・わたしものがたりに出会う」。
富田ものがたりに出会うでは、富田地域の背景にあるもの(特に部落問題)を知っていただいた上で業務に携わっていっていただけたら。
わたしものがたりと出会うでは、教育、福祉さまざまな領域での活動内容や組織の概要、事業だけでなく、その後ろにある人の願いや思いと出会っていただけたらという願いを込めています。
今回はその導入。2回目から様々なゲストにご披露いただきます。ぜひぜひご参加ください。
当日飛び入り参加も大歓迎!!
お忙しい中ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。