
2021年
1月
16日
土
学習支援ワンピース中3生冬期講習会

今年は新型コロナの感染拡大による緊急事態宣言による学校の一斉休校などで中学3年生の勉強の時間をいかに確保するのかを考え、わんぴーすに来てくださっている先生方と相談し、通常の月・水の学習会に加え初の中3生対象の入試前の冬期講習会を1月15・16日の二日間にわたって18時から21時に開催。
緊急事態宣言により20時まではいつもお借りしている富田ふれあい文化センターはお借りできるもののそれ以降は難しいため20時からWAKWAK事務所へ場所を移し開催。
私学の試験も1か月前と迫りみっちりと勉強の時間となりました。
今年は、新型コロナの感染拡大により子ども食堂や学習支援や他事業も大きな影響を受けています。コミュニティスペースの創出によりこのような最中でも柔軟に対応できる居場所のスタートが待ち望まれます。
2021年
1月
14日
木
新型コロナウイルスの影響をふまえた事業の対応について
1月14日(水)に大阪府下に緊急事態宣言が発出されたことに伴い当法人の事業について以下のような対応をいたします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
① 学習支援教室「わんぴーす」(毎週月水開催)
1月14日より会場としてお借りしている富田ふれあい文化センターが20時で閉館となることが決まりました。ただ、入試間近の学習時間確保が大切な時期であるため午後6時から午後8時に繰り上げて実施します。
※実施にあたっては以下の感染症対策を十分に行ったうえで実施します。
※高校生に対しても自習室の開放について連絡します。
② 富田ただいま食堂(毎週水開催)
フードパントリー形式を3月17日まで継続。
※再開については今後の状況に合わせて決定します。
※実施にあたっては以下の感染症対策および食中毒予防を十分に行ったうえで実施します。
③ ボーダレスアート教室「わんだーぼっくす」(月2回開催)
通常通り実施。
※実施にあたっては以下の感染症対策を十分に行ったうえで実施します。
④ 学習会等の開催について
当面は、3密を防ぐためZOOMなどのオンライン形式にて実施します。
○感染症対策
※富田ふれあい文化センターおよび富田青少年交流センターの貸館時のガイドラインを参照
(事前)出席の際に以下の項目に1つでも該当する場合は参加を見送る。
・平熱比1度以上の発熱がある場合
・息苦しさ(呼吸困難)がある場合
・軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある場合
(参加者及びスタッフ)
・マスクを着用する。(※貸し出し用マスクも準備)
・入館時の手指の消毒、手洗いを徹底するほか、消毒ジェルを持参し使用する。
・使用中は常時喚起を行う。
・近距離、真正面での会話を避ける。
・人との間隔(目安2メートル、最低でも1メートル)を確保する。
2021年
1月
04日
月
WAKWAK通信26号(臨時号)を発行しました

WAKWAK通信の臨時号を発行しました。
第26号は「多セクターとの共創によるコミュニティの再生」をテーマに「未来にわたり住み続けたい町の次の段階(フェーズ2)のプロジェクトの実際の様子について掲載しています。
今月号では特集として「多世代型コミュニティスペースの整備に向けたクラウドファンディングの実施」について掲載。プロジェクトの学習会などについても掲載しています。
ぜひ、皆様ご覧ください。
●通信全文については下記PDFでご覧になれます。
2021年
1月
04日
月
むすびえの子ども食堂白書(湯浅誠編著)にてご紹介

2020年
12月
28日
月
年末年始休業のお知らせ
12月29日(火)~1月4日(月)は年末年始休暇のため事務所休業とさせていただきます。みなさまにはご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。年始1月5日(火)より平常通りの業務となります。
2020年
12月
23日
水
クラウドファンディングをはじめました!!

多様な人が「つながる・つつみこむ・出会う」空間を高槻富田地区に!
まちに住む子ども、大学生、子育て世代、高齢者、障がい者、海外ルーツの人・・・多様な人達が「つながる・つつみこむ・出会う」場、そんな拠点として高槻富田地区にコミュニティスペースをオープンします!今回はその立ち上げにかかる費用を集めさせていただきます。
「夜に親とのけんかなどで家にいたくないときでも温かく受け止めてもらえる場所・町の居場所づくりを提案します。」コミュニティスペースの創出への願いは2年前の子どもたちのこんな声がきっかけでした。
そして、「あの時の子どもたちの声をどうしても実現したい」そんな思いで準備を重ねてきました。こちらのページに起案者の思いをまとめていますのでぜひご覧ください。
この居場所では、子ども食堂や学習支援、社会的養護の子どもたちのバックアップ事業をはじめ多世代、多様な人たちが集まれる場所を生み出していきます。
みなさまぜひご協力ください。
〇ご支援の方法
▶クラウドファンディングのページから直接申し込む。
(https://camp-fire.jp/projects/view/354478)
▶事務所(タウンスペースWAKWAK)に直接申し込む
平日(月~金)9時~17時に直接事務所へお越しください。
タウンスペースWAKWAK 〒569-0814 大阪府高槻市富田町2丁目13-8ハイツ白菊1階
※代行してクラウドファンディングのページへ入金させていただきます。
▶お振込みにて申し込む
ゆうちょ銀行 口座記号 00990-6 口座番号 201524
加入者名 タウンスペースWAKWAK
*手数料は自己負担となります。
▶その他
・ご寄付は難しいという方もぜひSNS(ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなど)でのシェアや拡散も
是非よろしくお願い致します。
・お知り合いの方へのお声がけなどもお願いします。
〇地元の富田小学校5年生が応援ムービーを作ってくれました。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=hega25T-Rv8
〇クラウドファンディングのちらしは以下から
2020年
12月
22日
火
「ボーダレスアート展2020」オンライン開催のご案内(終了しました)

障がいのあるないをこえてアートでつながるボーダレスアート事業。今年度は新型コロナ感染再拡大を受けてYouTube配信によるオンライン開催となります。
「はてしない創造力―こころの景色」をテーマに、ボーダレスアート教室わんだーぼっくす受講生の素晴らしい作品と過去アート展受賞作品をご紹介。東淀川区にある「西淡路希望の家」美術部のみなさんの作品も特別出展させていただいています。
配信期間 12月4日(金)~25日(金)
内 容 わんだーぼっくす受講生の作品×受講生アート公募展入選作品×西淡路希望の家アート作品(特別出展)
主 催 一般社団法人タウンスペースWAKWAK ボーダレスアート教室「わんだーぼっくす」
後 援 社会福祉法人つながり・社福つながり後援会
高槻市・高槻市教育委員会、(社福)高槻市社会福祉協議会、(一社)高槻市人権まちづくり協
会、フェスタ・ヒューマンライツ2020実行委員会
協 賛 社会福祉法人ノーマライゼーション協会「西淡路希望の家」
―この事業は日本郵便年賀寄付金の助成を受けて実施していますー
2020年
11月
25日
水
箕面市「とどろみの森」小中一貫校を視察しました

コミュニティ再生事業第2回視察学習会として箕面北芝地区に続き、同じ箕面市内にある「箕面とどろみの森学園」小中一貫校を視察しました。
「とどろみの森学園」は箕面市立止々呂美小・中学校を統合して2008年に箕面市初めての小中教育一貫校として箕面森町に開設。現在生徒数は860名ですが、箕面森町開発で最大期には1,300名が想定されているそうです・。
視察にはWAKWAKスタッフ一、地元地域関係者、教育関係者に加え、プロジェクト座長である志水宏吉・阪大大学院教授、高田一宏教授ら10名が参加。現地では、中西庸介校長先生、箕面市教委担当者らの出迎えを受け、教頭先生のご説明を受けながら校舎施設内をご案内いただきました。
建物は本館・西館・北館と配置され、廊下も広く教室との境がないオープン形式、中庭を囲んで2Fはデッキでつながれていて開放的でした。
その後、会議室で教務主任の先生から教育活動全般について説明を受け質疑。1~4年生を前期、5~7年生を中期、8~9年生を後期として小中の縦割りの良さを生かしているのが特徴です。「大阪府で小中一貫校と言えば”とどろみの森学園”といわれるようになります」が学校経営のスローガン。
高槻市の富田まちづくり基本構想でも、公共施設の再配置とセットでこれまでの連携型から施設一体型小中教育一貫校をめざしています。実際に先行施設を見ることで小中一貫校のイメージがより具体化することができました。
視察を受け入れていただいた箕面とどろみの森学園の先生方、視察に参加いただいた皆様、ありがとうございました。
2020年
11月
19日
木
(株)類設計室様を招き「未来にわたり住続けたい町」まちづくり学習会を開催しました

11月19日(木)午後6時半から富田ふれあい文化センター大ホールにおいて「未来にわたり住み続けたいまち」まちづくり学習会を開催しました。
テーマは「施設一体型小中教育一貫校を含んだまちづくり」。
今回はオンラインではなく、富田ふれあい文化センター大ホールを会場に出席者を50名に限定しての開催とさせていただきました。
学習会はプロジェクト座長の阪大大学院・志水宏吉教授の挨拶を受けて、岡井すみよ副代表理事から市営富寿栄住宅建て替え事業とあわせて「富田地区まちづくり基本構想(高槻市)」策定について現状報告。
引き続き、今年度から2年間にわたり「富田地区まちづくり基本構想策定業務」を受託している(株)類設計室さんから「子どもたちが主役となった施設づくり事例」についてプレゼン紹介していただきました。
事例紹介では類設計室が手掛けた茨木市総持寺地区・追手門学院中高一貫校新校舎、豊中市庄内小中一貫校+南部コラボセンター、荒川区図書館についてコンセプトや設計思想等について紹介。
「子どもたちを中心に地域拠点づくりを核としたまちづくり」についてご提案いただきました。プレゼン紹介・提案を受けて演壇フロアーと客席とで積極的な質疑討論。
学習会には、まちづくりに関わる地域の主だった団体の代表の方、校区に関わる教育関係者、阪大・平安女学院大の関係者等もご参加いただき深い学びのある学習会となりました。
2020年
11月
07日
土
2020年度ボーダレスアート教室「わんだーぼっくす」後期開講のご案内

日 時 月2回の土曜日AM10:00~11:30
後期は11月7日(土)開講で3月末までの10回
*開講日 11月7日(土)・14日(土)
12月5日(土)・12日(土)
1月23日(土)・30日(土)
2月 6日(土)・27日(土)
3月 20日(土)・27日(土)
*当初3月6日開講日は会場の都合により3月20日に変更
となりました。(なお、新型コロナウイルス感染状況
により開講日程は変更する場合もありますのでご了解
ください)
場 所 高槻市立富田青少年交流センター2Fレッスンルーム
受講料 月額3,000円(材料実費等保険代含む)
原則として後期一括納付とさせていただきます(3,000円×5カ月=15,000円)
対 象 小学生以上(介助が必要な方は、ご相談ください)
募集定員 15名
申込方法 受講を希望される方は、入学規則をご確認後、別紙入会用紙に必要な事項をご記入いただきWAKWAK
までお問い合わせください。 体験されてからのご入講も可能です。
締切日 10月30日(金)(ただし、参加希望者が定員になり次第締め切らせていただきます)
持 物 透明水彩絵の具一式(18色、丸筆大・中・小、紙パレット、雑巾)。その他、個人の授業内容によって
異なります。 なお、左利きの人は、左利き用の鋏を持参下さい。
後 援 高槻市・高槻市教育員会、社会福祉法人高槻市社会福祉協議会、社会福祉法人つながり・つながり後援会
-本事業は0202年度日本郵便寄付金配分助成金を活用して実施していますー
2020年
10月
29日
木
コミュニティ再生プロジェクト会議(第2回・中間報告会)を開催しました

大阪北部地震をうけて市営富寿栄住宅建替えからコミュニティ再生をめざすWAKWAKのプロジェクト会議。
6月12日に大阪大学大学院人間科学研究科・志水宏吉教授を座長にプロジェクトがスタート、10月29日(木)午後6時半から中間報告を兼ねた第2回プロジェクト会議をオンライン(ZOOM) で開催しました。
プロジェクトは「教育コミュニティ」「コミュニティスペース創出」の二つのワーキンググループで構成され、プロジェクト座長の志水先生はじめワーキンググループ座長の高田一宏教授(阪大対学院人間科学研究科)教授、森本志磨子弁護士(NPO法人子どもセンターぬっく理事長)らも出席。
産官社学連携先である大阪大学人間科学研究科のみなさん、第四中・富田小・赤大路小等教育関係者、地域関係団体のみなさんに加え、オブザーバーとして事業助成先である阪急阪神ホールディングス(株)、(社福)大阪ボランティア協会、まちづくりコンサル会社等39名のみなさんらにもご参加いただきました。
会議では6月スタート以降の取り組み報告と今後のスケジュールについて岡本工介事務局長の提案、各学校および箕面市北芝地区視察の報告を全員で共有しました。
全体会議終了後、コミュニティスペース・ワーキンググループ事務局会議を引き続きオンライン開催。
コミュニティスペース創出のためのクラウド・ファンディング実施に向けてスケジュールや内容等を検討しました。
コミュニティスペースは来年4月オープンをめざし、年明け後にクラウドファンディングを実施予定です。
2020年
10月
27日
火
2020年度第2回運営スタッフ会議を開催しました

10月27日(火)午後6時半から2020年度第2回運営スタッフ会議を開催しました。今回はオンラインZOOMではなく久しぶりに対面での会議となりました。
WAKWAKにとって4月からの上半期は新型コロナ禍による相次ぐ事業中止の一方で、新型コロナ禍緊急支援プロジェクトを中心に様々な工夫で事業を継続してきました。
財政的にも講師派遣・視察受け入れが実施困難になり、国の持続化給付金申請や子供の未来応援基金・休眠預金による新型コロナ緊急支援枠助成金等の申請によって何とか財政確保をしてきました。
運営スタッフ会議では、岡本工介事務局長から「新型コロナ緊急支援プロジェクト」「地域福祉グランドデザイン事業」「調査研究事業」「各助成金採択状況」など2020年度上半期の事業報告と中間決算報告。
引き続き、「コミュニティ再生事業」を中心とした下半期事業計画をパワーポイントを使いながら提案。
提案を受け、スタッフ会議では「コミュニティスペース創出事業」「教育コミュニティ事業」等コミュニティ再生をめざす「今後の富田のまちづくりビジョン」について熱心に意見を交わしあいました。
2020年
10月
27日
火
2020年度第2回理事会を開催しました
運営スタッフ会議終了後、2020年度第2回理事会を開催しました。
理事会には理事・監事10名中、書面出席2名を含む10名全員が出席。「2020年度上半期事業報告」「2020年度上半期会計決算」「2020年度下半期事業計画」のいずれも全員賛成で承認議決しました。
2020年
9月
17日
木
WAKWAK通信25号を発行しました

第25号は「多セクターとの共創によるコミュニティの再生」をテーマに「未来にわたり住み続けたい町の次の段階(フェーズ2)のプロジェクトの実際の様子について掲載しています。
すでに高槻市では、市政方針重点課題の一つ「副都心富田のまちづくり推進」のもと、住宅の建て替えはもとより施設一体型小中一貫校、老朽化した公的施設の再配置、余剰地の活用方法など富田のまちづくり構想は今後一気に動いていくことが予定されています。
私たちは、その方針と歩調を合わせながら、地域・家庭・学校・行政・大学・企業等多セクターとの共創により、長期的なコミュニティ再生に着手しています。
今号では、実際の様子として当法人と地域諸団体、協定先である大阪大学等との連携のもと、プロジェクト①「コミュニティ・スペースの創出」、プロジェクト②「教育コミュニティづくり」のこの間の様子について掲載しています。
ぜひ、皆様ご覧ください。
●通信全文については下記PDFでご覧になれます。
2020年
8月
20日
木
大阪大学大学院「独創的教育研究活動賞」を受賞

この度、高槻富田地区における多セクターとの共創による「コミュニティ再生事業」の取り組みが大阪大学国際共創大学院による「独創的教育研究活動賞」を受賞しました。
採択テーマは、「多セクターとの共創による新たな多文化コミュニティづくりによる共創知の生成‐大阪府高槻市富田地区を対象とした実践と研究の往還による試み‐」)。
今後、この実践を通して得られるノウハウや知見を論文化、報告書としてもまとめることで日本全国に発信し他地域の課題解決の一助となるべく願っております。
ありがとうございました。
2020年
8月
12日
水
お盆・夏季休業のお知らせ
8月12日(水)~16日(日)はお盆休みのため事務所休業とさせていただきます。みなさまにはご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。17日(月)より平常通りの業務となります。
2020年
8月
11日
火
内閣府「子供の未来応援基金」事業報告書・HPに紹介されました

内閣府が民間基金も活用して発足させた「子供の未来応援基金」による助成事業。
第3回となる昨年度は全国358団体の応募申請中71団体が事業採択され、タウンスペースWAKWAKが申請した「ただいま~と言える子どもたちの居場所づくり事業」も事業採択されました。
今回は昨年度事業をまとめた「子供の未来応援基金第3回未来応援ネットワーク事業報告書」への掲載依頼を内閣府子どもの貧困対策推進室からいただき、この度、小冊子が完成しご送付いただきました。
小冊子では事業紹介として全国9団体の活動を紹介、「居場所の提供・相談支援を行う事業」としてWAKWAKの事業も紹介をいただきました。冊子はA4サイズの16ページ。内閣府子どもの貧困対策推進室のHPに掲載されました。
今年度は子供の未来応援基金による「新型コロウイルス感染拡大への対応にに伴う緊急支援事業」にも引き続き採択されました。みなさんの応援をいただき、WAKWAKの事業が社会的評価をいただけていることに心から感謝です。
2020年
7月
21日
火
コロナ緊急「子ども食堂基金」に事業紹介されました
湯浅誠さんが理事長を務めるNPO法人全国子ども食堂支援センター「むすびえ」さんが実施している新型コロナ緊急支援プロジェクトによる助成が決定し、基金助成による子ども食堂を5月GW以降フードパントリーとして再開実施しています。
このたび、「むすびえ」さんの緊急支援プロジェクトのホームページに当法人のレポートが掲載されましたのでご紹介させていただきます。
こども食堂基金助成先レポートvol19【一般社団法人タウンスペースWAKWAK】
いつも応援ありがとうございます。むすびえです。
むすびえ・こども食堂基金(第1回)助成先からの活動報告vol.19をお届けします。皆様からの応援メッセージに、背中を押される想いです。ご支援・ご協力に心より感謝申し上げます。
【こども食堂が実施するフードパントリーや宅食などの緊急支援活動に対し、資金支援するための助成制度 】 「むすびえ・こども食堂基金」
今回のレポートは大阪府「一般社団法人タウンスペースWAKWAK」さんからです。
大阪府高槻市富田地区を拠点に行ってきた富田ただいま子ども食堂ですが、新型コロナ感染拡大により会場である公共施設が臨時休館となり2月末から実施できなくなりました。
その中でも日々SOSが事務所に届く中 、緊急支援プロジェクトを立ち上げ、本助成を頂き小中学生とその家族を対象に、フードパントリー(食の支援)、オンライン学習支援(学びの支援)、制度への伴走支援と心のケアを一体的にスタートしました。
フードパントリーでは、「ご飯を作らずにゆっくりとできる日を」、「子どもたちが一日一食(夕食のみ)にならないように」という思いを込めお弁当と食パンの同時配付を行っています。お弁当を作ってくださるのは、スタッフの同級生のお母さんで地元のカフェや事務所のお隣のパン屋さんと、「顔の見える関係」を大切にしながら事業を実施しています。
丸大食品(株)さんやダイエーさんによるフードドライブ、NPO法人ふーどばんくOSAKAさんからの食材のご提供など多くの方々にも助けられています。
2020年
7月
16日
木
教育コミュニティ第2回学習会を開催しました

7月16日(木)午後5時半からコミュニティ再生プロジェクトによる教育コミュニテイ第2回学習会を開催しました。
今回は、前回の高田一宏(阪大人間科学研究科教授)さんに続いて志水宏吉(阪大人間科学科教授)さんを講師に招き前回同様にオンラインZOOMでの開催となりました。
志水先生からは「排除と包摂の概念整理」「マイノリティが自らの気配を消しマジョリティへの同化を期せずして求めようとする日本の学校文化」について問題提起。「排除に抗する学校づくり」と「つながりが生み出す力」と「社会関係資本を活かす教育コミュニテイ」についてもお話しいただきました。
講演を受けた討議では「虐待ケースなど社会への関りからの疎遠になっている子ども達をどうつなげていくのか」「自立するための安心して依存できる関係をどうつくっていくのか」等の深い議論にも発展しました。
志水先生の講演をうけて、岡本業務執行理事兼事務局長から改めて「富田地域の概要と包摂のまちづくり」についてのプレゼンがあり第2回学習会を終えました。オンライン学習会にはプロジェクト関係者はじめ校区の学校関係者・大学生含め約40名が参加し熱心な議論となりました。
ご講演いただいた志水先生、ご参加いただいたみなさんありがとうございました!
2020年
7月
11日
土
コミュニティ再生プロジェクト第1回視察学習会を開催しました

コミュニティ再生プロジェクトによる第1回視察学習会を7月11日(土)に開催しました。
行先は箕面市北芝地区、受け入れていただいたのは日頃からお付き合いのあるNPO法人暮らしづくりネットワーク北芝のみなさんです。
参加メンバーはプロジェクトメンバーである富田地域関係者、学校の先生方、大阪大学の渥美先生・高田先生はじめ学生のみなさんら16名。
午後1時に箕面市北芝地区のらいとぴあ21に集合して自己紹介と今後のプロジェクト全体スケジュールについての確認、意見交換を行い、午後2時から北芝地区現地フィールドワーク。
最初に事務局の丸岡朋樹さん、簗瀬健二さんから北芝地区の概要と就労若者支援、地域支えあいプランなど暮らしづくりネットワークと北芝地区でのまちづくりの概要を具体的にガイダンスいただきました。
その後、会場のライトピア21から出て現地フィールドワーク。暮らしづくりネットワークの拠点である「芝楽広場」をはじめとするコミュニティマート、住民参加で作られたコミュニティ道路、そして地域の雇用を生みお出すための営利事業体「イーチ合同会社」とコミュニティスペース「南の家」等を案内いただきました。
コミュニティスペースは空き家となった古民家を活用。つぶやき拾いから始まって「人がつながり地域づくり」「この先10年を展望したまちづくり」という言葉が印象的でした。
受け入れいただいたNPO法人暮らしづくりネットワーク北芝の丸岡さん、簗瀬さん、そしてご参加いただいたみなさんありがとうございました。
2020年
7月
10日
金
内閣府「子供の未来応援基金緊急支援事業」に採択されました

新型コロナウイルス感染拡大に伴う子どもたちへの緊急支援として内閣府子供の未来応援基金が6月2日~15日の期間で公募実施した緊急支援助成金の採択結果が10日に公表されました。
タウンスペースWAKWAKも事業名「子供たちの声なきSOSを包摂するセーフティネット構築事業」として公募申請。
申請事業団体は151団体に及んだそうですが、採択事業団体20団体の一つとして採択されました。内、大阪府は同じく子ども支援を行っている認定NPO法人CPAO、NPO法人輝さんと当法人の3団体でした。
助成金総額は2,797,000円。WAKWAKでは新型コロナ禍で公共施設での開催中止を余儀なくされた子ども食堂(富田ただいま食堂)をフードパントリーに切り替えて子どもたちの食と生活を支援。
オンラインでの学習支援事業の継続等、コロナ禍で様々な生活支援を必要としている子どもたちに寄り添った活動をさらに強化していきます。
また、内閣府子供の未来応援国民運動のサイトにもタウンスペースWAKWAKの取り組み事例が紹介されています。
採択いただきありがとうございました!
https://www.kodomohinkon.go.jp/case/27_townspacewakuwaku.html
2020年
6月
30日
火
コミュニティ再生プロジェクトで「教育コミュニティ」学習会

コミュニティ再生(インクルーシブ コミュニティ)プロジェクト発足(6/12)を受けて、6月30日(火)午後5時半から「教育コミュニティ学習会」を開催しました。
今回もZOOMを使ってのオンライン学習会です。第1回となる今回は高田一宏・大阪大学大学院人間科学研究科教授を講師に招き、「大阪の教育コミュニティづくりの歴史と変遷」を中心にお話しいただきました。
オンライン学習会にはWAKWAKスタッフはもちろん、校区の小中学校の先生方に加え阪大・関大・平安女学院大の研究者・院生・学生の皆さんら約40名が参加。2015年の大阪府社会教育委員会議提言「だれもが独りにならない地域社会をめざして」をふまえ、小中一貫校化や地域との協働の中で地域と学校との関係はどう変わっていくのかについて問題提起。
質疑討論では、教育コミュニティの核であり主人公であるべき子どもたち(児童・生徒)がいかに主体的に協働へ社会参画していけるかの重要性が議論されました。
学習会終了後、教育コミュニティのワーキンググループは残って引き続き午後7時から今後の取り組みについて協議しました。
2020年
6月
26日
金
『部落解放・人権研究奨励賞』受賞

『部落解放・人権研究奨励賞』受賞
おかげさまでこの度、高槻富田の実践をまとめた論文について『部落解放・人権研究奨励賞』という非常に光栄な賞を頂くことになりました。
これは、部落問題の解決・様々な社会的差別の解消へ向けた調査研究の推進、若手研究者の発掘・育成を目的として、一般社団法人部落解放・人権研究所の創立50周年を記念して創設されたもの。
本日、表彰のため研究所の総会および授賞式にお招きいただきました。
論文名は「コミュニティオーガナイジングによる社会変革の共創‐高槻富田地区子どもの居場所づくりの取り組み‐」 。また、当論文については10月発行予定の『部落解放研究』に掲載予定です。ぜひみなさまご覧ください。
この度は光栄な賞をいただき誠にありがとうございました。
【Community Organizing for Social Change-Child support system of Takatsuki Tonda area-】
Today Ireceived honorable award from「The Buraku Liberation and Human Rights Research Institute」.
I wrote thesis for eliminating all forms of discrimination including Buraku discrimination, and establish human rightsin society. Especially this time, I wrote the system of child support and how
to organize people and various sector.
I hope this system and idea will help other area and people.
I'm really honored and happy.
about institute:https://blhrri.org/english/index.html
以下、受賞者としてのコメント
この度は、部落解放・人権研究所創立50周年記念事業として創設された「部落解放・人権研究奨励賞」の栄誉に預かり、会員の皆様、代表理事をはじめ事務局の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
貴団体におかれましては、私が活動拠点としている高槻富田地区へ「部落解放・人権大学」の現地研修に受講生が例年お越し頂いていることをはじめ、今年度「ソーシャルワークと教育研究会」にも携わらせて頂く予定です。
今回の論文は、私が活動拠点としている高槻富田地区の子どもの居場所づくり事業を中心にまとめました。社会的企業として設立した一般社団法人タウンスペースWAKWAKが中心となり、地域・家庭・学校・行政・大学・企業等多セクターとの協働により社会変革を促していく実践について「コミュニティ・オーガナイゼーション」の枠組みを用いまとめています。
昨今の人権施策が置かれている厳しい状況に加え、新型コロナウイルスの感染拡大など社会問題の深刻化がより一層進んでいます。そのような中、長年にわたって先人が培ってきた部落解放運動にとってもパラダイムシフトが必要な時期に差し掛かっていると私は考えています。
この論文では、かつての部落解放運動が主導してきた行政責務の「要求」から団体自らの実践先行による「実践の提示」によって社会変革を促すという新たな運動のあり方を微力ながら提起しました。この実践は、部落解放同盟大阪府連合会が提唱している「一地区一社会的起業」の流れにも通じるものです。
現在、当法人は、子どもの居場所づくり事業をベースにし「未来にわたり住み続けたい町」をキーワードとして大阪北部地震後の市営住宅の建て替えを契機としたコミュニティ全体の再生に着手し始めています。今後、子どもから高齢者、障がい者、外国籍住民に至るまで多様な人たちが「誰一人取り残されない」まちづくりを目指していきます。
むすびになりますが、今回の受賞を励みに今後も邁進するとともに、様々な方々と手を携えながら、研究・実践の往還を図っていきたいと願っております。
重ねまして、この度は本当にありがとうございました。
2020年
6月
14日
日
ボーダレスアート教室「わんだーぼっくす」前期が開講しました

新型コロナ禍で延期となっていたボーダレスアート教室「わんだーぼっくす」前期が6月13日(土)から開講しました。例年の5月開講から1か月遅れ、前年度後期も2月末で中止となり、継続の受講生とは3か月ぶりの再会です。
感染予防のため、入室前には手指消毒とマスク着用の確認、さらに一人一人検温も実施させていただきました。教室内も机の間隔をあけ、3名着席できる長机に1名ずつとして社会的距離の確保しながらの開講となりました。
今期は前年度から継続の8名に加え、今日は体験受講の3名も新たに参加。紙コップを使ってネズミをつくろう」をテーマに、用意された紙コップに耳やお鬚、尻尾もつけて水彩で色づけをして完成させていきました。
なお、定員にはまだ余裕がありますのでご関心のある方はお問い合わせください。感染対策に万全を期しながら事業を少しづつ再開していきます。
2020年
6月
13日
土
2020年度ボーダレスアート教室「わんだーぼっくす」前期開講のご案内

日 時 月2回の土曜日AM10:00~11:30
前期は5月11日(土)開講で10月末までの8回
*開講日 6月13日(土)・27日(土)
7月11日(土)・25日(土)
9月12日(土)・26日(土)
10月10日(土)・246日(土)
(8月はお休みとなります。なお開講日程は変更する
場 合があります)
場 所 高槻市立富田青少年交流センター2Fレッスンルーム
(高槻市富田町4-15-24 TEL 072-694-5454
JR摂津富田駅から南へ徒歩10分、阪急富田駅から南へ徒歩7分))
受講料 月額3,000円(材料実費等保険代含む)
原則として前期一括納付とさせていただきます(3,000円×4カ月=12,000円)
対 象 小学生以上(介助が必要な方はご相談ください)
定 員 15名 (参加希望者が定員になり次第先着順で締め切らせていただきます)
申込方法 受講を希望される方は、入会規則をご確認後、別紙入会用紙に必要な事項をご記入いただきWAKWAKま
でお問い合わせください。定員になり次第、締め切らせていただきます。 なお、体験入会も受け付けていま
す。
締切日 6月10日(水)
持 物 透明水彩絵の具一式(18色、丸筆大・中・小、紙パレット、雑巾)。その他、個人の授業内容によって異な
ります。 なお、左利きの人は、左利き用の鋏を持参下さい。
後 援 高槻市・高槻市教育員会、社会福祉法人高槻市社会福祉協議会、社会福祉法人つながり・つながり後援会
-本事業は2020年度日本郵便年賀寄付金配分助成金金を活用して実施しますー
参加される方へ
新型コロナウイルス対応により開催が変更となる場合があります(申し込みをされ方に事前にご連絡いたします)。
感染予防のため、参加当日はマスク着用をお願いいたします。出席者の体調及び体温測定等をさせていただく場合があります。また、手指消毒ならびに室内換気措置等もさせていただきますので事前にご了解ください。
2020年
6月
13日
土
「わんだーぼっくす」無料体験教室のご案内

前期開講初回日の6月13日(土)は無料体験教室としても実施します。
関心のある方はタウンスペースWAKWAKまでお問い合わせください。 体験教室案内チラシおよび申込書については下記からダウンロードください。
日 時 6月13日(土) 午前10時~11時半
場 所 高槻市立富田青少年交流センター
内 容 「紙コップでネズミをつくろう」(無料)
対 象 小学生以上
申し込み 定員15名
締切日 6月10日(水)/ただし定員になり次第、締め切らせていただきます。
主 催 一般社団法人タウンスペースWAKWAK
後 援 高槻市・高槻市教育委員会、高槻市社会福祉協議会、社会福祉法人つながり・つながり後援会
-本事業は2020年度日本郵便年賀寄付金配分助成金を活用して実施しますー
・参加希望される皆様へ
新型コロナウイルス対応により開催が変更となる場合があります(申し込みをされ方に事前にご連絡いたします)。
感染予防のため、参加当日はマスク着用をお願いいたします。出席者の体調及び体温測定等をさせていただく場合があります。また、手指消毒ならびに室内換気措置等もさせていただきますので事前にご了解ください。
2020年
6月
12日
金
コミュニティ再生(インクルーシブ コミュニテイ)プロジェクトが発足

高槻市を震源とした大阪北部地震発災から間もなく2年。
大きな損傷を受けた市営富寿栄住宅の全面建替事業と並行して、WAKWAKでは長期的なコミュニティ再生事業を構想、多セクターとの協働により「未来にわたり住み続けたいまち」を創り始めています。
今年度重点事業でもあるコミュニティ再生事業について、高槻市と連携、地域・家庭・学校・行政・大学・企業など多セクターとの協働をしながら、ハード・ソフト両面から「誰も取り残さないまち(包摂のまち)の仕組みづくり」を包括的に行うことを目的に「コミュニティ再生(インクルーシブコミュニティ)プロジェクト」を新たに6月12日(金)に発足させました。
第1回目は、午後6時半からZOOMによるオンライン会議。
地域団体関係者、校区学校関係者、大阪大学・関西大学・平安女学院大等の研究者・大学院生、NPO関係団体など約40名もの皆様にご参加いただきました。
会議では、プロジェクトの座長に大阪大学大学院人間科学研究科教授の志水宏吉さんを選出してご挨拶を受け、参加者の顔合わせを兼ねた自己紹介が行われました。引き続き、岡本工介業務執行理事兼事務局長から「コミュニテイ再生事業」のこれまでの取り組み過と今後の展開・スケジュールについて提案。
全体会終了後、「教育コミュニテイ」「コミュティスペース」の二つのワーキンググループ(WG)会議に別れ当面の進め方についての協議も行われました。全体会は年3回程度の開催を予定。
ワーキンググループ(WG)については、「教育コミュニテイ」について高田一宏・大阪大学大学院人間科学研究科教授が、「コミュニティスペース」についてNPO法人子どもセンターぬっく理事長・森本志磨子弁護士さんがスーパーバイザーとして、学識者として、渥美公秀・大阪大学大学院人間科学研究科教授、若槻健・関西大学文学部教授、新谷龍太朗・平安女学院大学短期大学部准教授にもそれぞれご支援いただくことになりました。
2020年
5月
26日
火
2019年度決算社員総会・理事会を開催しました

5月26日(火)午後7時から決算社員総会・理事会を開催しました。
いつもであれば、会場として富田ふれあい文化センターで開催させていただいていたのですが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインでのWEB開催。
社員・理事・監事のみなさんにはあらかじめ提案議案を送付し議案同意いただいたうえで、社員総会・理事会を一括開催。運営スタッフ会議については中止とさせていただきました。
会議では2019年度事業報告、会計決算書類及び監事監査報告についていずれも承認。
今回が理事2年・監事4年の任期にあたることから、理事役員任期満了に伴う改選についても提案させていただき、理事8名及び監事1名の重任(再任)に加え、新しく新谷龍太郎(平安女学院大学短期大学部保育科専任准教授・43歳)さんが新理事に選任されました。
引き続き、定款一部変更および法人倫理規程制定について承認。
理事会議決として「個人情報保護管理規程」「情報公開規程」「文書管理規程」「経理規程」「コンプライアンス規程」等10の規程を新たに制定(一部改廃含む)しました。
議案提案および質疑終了後、岡本工介業務執行理事兼事務局長から今後3か年にわたる「富田地区コミュニティ再生事業プロジェクト」について提案があり8時半にオンライン会議を終了しました。
今期会計決算は2月以降の新型コロナウイルスの影響を受けわくわく食堂や講師派遣・視察受け入れ等が軒並み中止キャンセルとなる中、当初見込みから大幅に落ち込みました。
しかし、経営面でのぎりぎりの努力とSNS呼びかけに応じてご寄附いただいた心あるご支援のおかげで何とか当期純利益172,611円の黒字決算で終えることが出来ました。
2019年度事業報告、会計決算書類等については下記からダウンロードしてください。
2020年
5月
20日
水
フードパントリーがスタート

今日からフードパントリーが本格スタートしました。
子どもたちの夕刻を支える場として毎週水曜日に実施していた富田ただいま子ども食堂ですが、新型コロナ感染拡大により会場である富田ふれあい文化センターが臨時休館となり2月末から長期にわたり実施できなくなりました。
学校も長期休校となり居場所をなくす子どもたちを何とか支援しようと、対象の子どもたちとその家庭に弁当を配布するフードパントリーという形態で実施。
今回の緊急支援は湯浅誠さんが理事長を務めるNPO法人全国子ども食堂支援センター・むすびえ「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」助成事業として実施しています。
今回のフードパントリーは、①日頃行っているただいま食堂の弁当配付型への切り替え、②市内全域を対象にした緊急時生活支援として実施。
食事はMs"カフェさん特製のお弁当に花パンさんの食パンを配布。
スタッフメンバーで話し合い、①」新型コロナ禍で大変な中、週に1回ご飯をつくらずにゆっくりとできる日をという思いと②子どもたちが一日一食(夕食のみ)にならないよう朝、昼ごはんにも食べられるようにと食パンの同時配付を行っています。
初日は20食を用意して配布。丸大食品(株)さんから提供いただいたホットドッグ、ダイエーさんのフードドライブによるレトルト食品、NPO法人ふーどばんくOSAKAからの提供食材、知り合いの団体からいただいた昆布佃煮も添えさせていただきました。
ご協力いただくMsカフェさんは事務局長の富田小・第四中時代の同級生のお母さん、そsて花パンさんとはお隣同士という以前からのお付き合い。そして多くのみなさんからの食材の提供に本当に感謝です。
法人のさまざまな事業もそうですが、こうしてお互いの「顔の見える関係性」を大切にしながら実施しています。本当に本当にありがとうございます!
2020年
5月
19日
火
緊急支援プロジェクト×むすびえ基金

新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト×むすびえ基金
新型コロナウイルスの流行の影響を受け、昨年度下半期事業はいずれも中止せざるを得ない状況が続き、また、同じく法人本体も財政面で大きなダメージを受けていました。
ただ、その中でも多くのSOSが事務所に日々届いている中、この度、むすびえ基金(NPO法人全国子ども食堂支援センター・むすびえさま主催)と個人さまからのご寄付の応援を受け、地域・家庭・学校・行政・大学・企業と連携しながら以下、「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクトを立ち上げすでに実施しています。
① 食の支援:フードパントリー型富田ただいま食堂の開催
毎週水曜日に富田ふれあい文化センターをお借りして行っていたただいま食堂。会場が閉館となり使えないためMsカフェさんによるお弁当・花パンさんによる食パン 弁当配付型で実施。
② 学びの支援:オンライン学習支援わんぴーすの開催
同じく毎週月・水で行ってきた学習支援についても会場が使えないため、教員OB/OGさんの力をお借りしオンライン対面授業を実施しています。また、併せて事務所を媒介に日々の学びの積み重ねをするために週3で学習プリントの添削を実施。
地域の団体と協働し、特別定額給付金等制度が届きにくい層への手続き等の伴走型支援をするため200世帯にちらしとマスクを配布、すでに手続きの支援を行っています。
④ 緊急時生活支援
こちらは当初の予定にはなかったものの、市内の高校やふーどばんくさん等から緊急性の高いケースが入っており、その声に応える形で緊急時生活支援として随時、弁当や食材の提供を行っています。
⑤ 支援のひな形の普及
これら地域・家庭・学校・行政・大学・企業等多セクターとの協働で創る支援のひな形をレポート作成・書籍・論文投稿などを通して長期化するであろう新型コロナ禍の支援方法の普及を図ります。
当面、5月から6月末をめどに第1弾の「食・学び・心のケア・制度への伴走型支援」を一体的に実施。
この間、食材のご提供には、フードバンクOSAKAさん、ダイエーさん、丸大食品株式会社さん、グリーンファミリー森田さん、個人の方々などたくさんのご支援をいただいていることに感謝申し上げます。
財源のめどがつき次第、次のプロジェクトも構想予定です。
皆様の引き続きのご支援どうぞよろしくお願い致します。
2020年
5月
18日
月
フードパントリーも本格スタート

今日は、午後から明日からのフードパントリーの本格準備のためフードバンクへ。
明日からは、普段行っているただいま食堂をフードパントリー(弁当配付型)に切り替え、Msカフェさん、花パンさんにご協力いただき6月24日まで毎週水に実施します。
併せて、この間、近隣の高校やふーどばんくからかなり緊急のケースが事務所に入っており、市内全域を対象に食材等を配布する緊急生活支援も実施。
いつもご提供をいただいているふーどばんくOSAKAさん、ダイエーさん、丸大食品さんの食材の配布も行います。
いつもながら思うのは、走りながら考えること。走りながら事業が形作られていきます。
2020年
5月
18日
月
制度への伴走支援

新型コロナウイルス感染拡大に伴い国・府・市それぞれの支援策が発表されていますが、最も支援を必要とする人たちに支援が届かない事を避けるために地域内住民へ周知よびかけのチラシを作成。
ここ数日前からはスーパー店頭にもマスクが出回るようになったのですが、マスク3枚をチラシと一緒にセットして支援を必要としている住民のみなさんに戸配を行いました。
早速にも、特別定額給付金案内の申請の仕方を教えてほしいと2名の方が来所。蜜を避けるために多人数が集まる相談会は避け、こうした個別支援を行っていきます。
経験上、「制度は最も必要な人に届きにくいことがある。」だからこそ、こうして伴走支援をすることで必要な人に行き渡るように支援を行っていきます。
2020年
5月
18日
月
学習支援わんぴーすもオンラインで再開

この間、新型コロナウイルスの影響下で中止していた学習支援でしたが長期にわたる休校でこれ以上学力の低下や格差が生まれないよう準備を重ね、先日オンラインにて本格再開。
ひさびさに子どもたちの顔を見れてほっとしました。なによりデジタル世代の子どもたちがこちらの心配をよそにオンラインにすっと慣れていたのが印象的でした。
まずは教員OB/OGの先生方にご協力いただき月・水でオンライン授業、並行して日々の学びの定着のため月・水・金でプリント添削を行っています。
学習では、学年ごと、個別マンツーマンに分かれてのオンライン対面授業形式。お互いになれない中、試行錯誤で行っていますが、いつもと違う反応が見れることもあり発見の連続です。
2020年
4月
30日
木
さりげなく本当にありがたいご支援
新型コロナウイルスの影響により、子ども食堂や学習支援などの社会貢献事業を支える収益事業(特に講師派遣、視察受け入れ等)が昨年度、2月から完全ストップし、法人本体の財政面が相当なダメージを受けている中、それでも子どもたちにとって居場所の変わらない継続を苦心していた昨日、一本のお電話が・・・
「市内に住んでいるものですが、ホームページで子どもの居場所づくりを行っているのを拝見してぜひ寄付をしたいと思いまして・・・」と。
「本当にありがとうございます。ぜひ、ご寄付をいただいた事業についてご報告したいので年に3回通信を発行しております。差し支えなければご住所をお教えいただけますか?」とお伝えし、ご寄付の方法とあわせてお伝えすると、
「いえいえ、少額ですし継続してご支援できるわけでもないので・・」
と恐縮気味にお答えされ。
今日、経理スタッフさんが「見て見て」と驚いた顔で銀行から帰り、見せてくれるとなんと思いがけずたくさんのご寄付を頂きました。
ちょうど、新型コロナウイルス下の次の緊急支援プロジェクトの構想をしていて、その財源に苦心していたことも重なり、本当にありがたいご支援です。この間も、いつも食材のご提供をいただける方やふと、事務所の前を通ったら空いてて「がんばってるなあと思って」とシュークリームを届けて下さった方、ここには書ききれないいつも変わらぬご支援をいただいている方々
深刻な状況に置かれた中でも微力ながら支援に動いているとこうして多くの方々の善意にふれることは本当に励まされ、勇気づけられます。
本当にありがとうございます。そして、引き続き皆様のかわらぬご支援をよろしくお願い致します。
(ご住所を告げられずお電話をくださった方もご覧いただいているのを願いつつ)
一般社団法人タウンスペースWAKWAK
事務局長 岡本 工介
2020年
4月
28日
火
「子どもの居場所づくり」レポートの発行について

子どもの未来応援基金の助成をいただき、子どもの居場所づくり事業のレポートを作成いたしました。
事業の立ち上げ時の思いや事業内容の紹介、仕組みについての論文を掲載しています。
チャリティグッズとしてご購入いただいて事業の応援をいただくこともできます。
ここで得られる収益は全額、子どもの居場所事業に使わせていただきます。
以下、事務所での購入、お振込み、クレジットカード決済のいずれかによりご購入いただけます。これを機会にぜひご協力のほどよろしくお願い致します。
〇事務所での直接購入
タウンスペースWAKWAK事務所(月~金 9時~17時)にて直接購入。
・500円/冊
〇クレジットカードで購入
クレジットカードによる寄付サービス「CANPANサービス」(日本財団運営)において「都度寄付」子どもの居場所事業への応援を選択下さい。
・こちらのページからhttps://kessai.canpan.info/org/wakwak/donation/102123/
・1,000円/冊(郵送料・手数料込)
〇お振込みにて購入をご希望の方へ
下記の口座までお願いいたします。なお、お振込みいただいた際にはお手数ですが、下記メールアドレスまで、お名前、送付先住所、お電話番号をお送りください。
・メールアドレス jinken@ba.wakwak.comまで、ご連絡ください。
・1,000円/冊(郵送料・手数料込)
〇銀行名 北おおさか信用金庫 富田支店
〇種別 普通口座
〇口座番号 0554063
〇名義人 一般社団法人タウンスペースWAKWAK
代表理事 岡本茂
2020年
4月
28日
火
WAKWAK通信24号を発行しました

第24号は「長期的なコミュニティ再生」をテーマに「未来にわたり住み続けたい町の次の段階(フェーズ2)の構想について掲載しています。
すでに高槻市では、市政方針重点課題の一つ「副都心富田のまちづくり推進」のもと、住宅の建て替えはもとより施設一体型小中一貫校、老朽化した公的施設の再配置、余剰地の活用方法など富田のまちづくり構想は今後一気に動いていくことが予定されています。
私たちは、その方針と歩調を合わせながら、地域・家庭・学校・行政・大学・企業等多セクターとの共創により、長期的なコミュニティ再生に着手します。
今号では、実際の構想として当法人と地域諸団体、協定先である大阪大学等との連携のもと、プロジェクト①「コミュニティ・スペースの創出」、プロジェクト②「教育コミュニティづくり」について掲載しています。
ぜひ、皆様ご覧ください。
●通信全文については下記PDFでご覧になれます。
2020年
4月
23日
木
タウンスペースWAKWAKが読売新聞記事で紹介されました

読売新聞大阪本社記者さんから取材依頼いただき、読売新聞大阪本社版(4/23) 朝刊にタウンスペースWAKWAKを紹介する記事が掲載されました。
掲載紙面は地域で社会課題の解決に取り組んでいる団体を紹介する「地域×ライフ」欄で、子どもの居場所づくり事業はじめ支えあう地域社会の実現をめざす当法人の活動を紹介いただきました。
一昨年6月の大阪府北部地震被災の際にも、NHKはじめ産経新聞、読売新聞各紙からも被災者支援や子どもの居場所づくりについて取材掲載いただいたのですが、新型コロナウイルス感染拡大で多くの事業が中止に追い込まれる中、こうして取り上げていただけるのは本当にありがたいことです。
取材いただいた記者さん、関係者のみなさんありがとうございました。
記事全文については下記をご覧ください。
2020年
4月
08日
水
新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応について
新型コロナウイルス感染拡大に伴い4月7日に大阪府を含む7都府県を対象として「緊急事態宣言」が発出されました。すでに、府内小中学校および府立支援学校も5月6日まで休校延長となり、高槻市内公共施設も同様に休館措置が継続されています。
このような状況をふまえ当法人事業につきましても以下のように中止延期とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
①富田ただいま食堂(毎週水開催)
当面中止(食事提供リスクの考慮、会場確保困難なため)
②学習支援教室「わんぴーす」(毎週月水開催)
5月6日まで中止(再開については感染症対策を十分に行ったうえ、保護者に通知・了承のも
とに開催。学びの低下と心のケアについては電話による個別対応を行う)
③ボーダレスアート教室「わんだーぼっくす」(月2回開催)
前期開講(5月)を6月からに延期
なお、再開時期については感染拡大状況および国・府・市の要請指示に基づいて改めて決定いたします。
高槻市の情報は高槻市HP「感染症関連情報(トップページ)」をご確認ください。
2020年
3月
31日
火
2019年度第3回理事会を開催しました
社員総会終了後、第3回理事会を開催しました。
理事会は理事役員10名中。書面出席を含む10名が出席し、社員総会で議決した2020年度事業計画、予算案を再確認。
業務執行理事役員報酬については、2019年度決算状況をふまえ5月開催の決算社員総会、理事会に提案することを承認するとともに、決算理事会・社員総会を5月26日(火)に開催することを議決しました。
2020年
3月
31日
火
2020年度社員総会を開催しました

社員総会は理事・監事および議決権を持つ正会員(社員)16名中、議決権代理委任提出含め16名が出席し、2020年度事業計画ならびに予算案について原案通り議決しました。
次年度事業計画では重点課題として
1.コミュニティ再生事業「未来にわた住み続けたいまち」の本格実施のために
①地域・家庭・学校・行政・大学・企業など多セクターとの共創による課題解決
②次世代を担う「社会的企業家」コミュニティソーシャルワーカー」の育成
③調査・研究開発事業の深化
2.財政基盤の安定化、多様な市民力を生かし持続する社会的企業にむけて
①事業賛同者から寄付を得るための多様な仕組みを検討実施
②積極的なファンドレイジングによる安定的な財政基盤の確立をあげ、社会的包摂のまちづくりにむけた法人運営と各事業の推進を確認しました。
次年度予算についてはコミュニティスペース立ち上げに向けたクラウドファンティング200万円目標も含め今年度を上回る収入17,495,000円、支出17,225,000円とし議決しました。
くわしくは以下の予算・事業計画をご覧ください。