部落解放・人権大学117期受講生のフィールドワークを受け入れさせていただきました。昨年度116期はオンラインのみでしたが、本年は現地参加11名とオンライン参加50名計61名によるハイブリッド形式となりました。参加者は自治体・民間企業等からの受講生。
前半は富田地域の概要と「マイノリティを拠点とした多セクターとの共創による社会課題の解決」をテーマに岡本工介業務執行理事兼事務局長による講演。
講演後のグループ討議を経て、質疑では現地参加者はもちろんオンライン参加者からもチャットによる質問や感想がたくさん出て、さすが解放大学受講生ならではの意識の高さを実感しました。
休憩をはさんで、現地参加者の皆さんは実際に現地を歩いてのフィールドワーク。「まちのなかに障がい者支援施設なども多数あり、社会的弱者にやさしい街だと本当に実感した」「街を歩いていて、本当にあったかい街と思った」などうれしい感想もたくさんいただきました。こうしたフィールドワークを通してともすれば「差別=負のイメージ」で見られがちな地区とのプラスの出会いが広がっていくことが何よりうれしいことです。
企画・ご依頼いただいた部落解放・人権研究所様をはじめご参加いただいた皆さんありがとうございました。