こどもの居場所づくり事業
「子どもの貧困」という言葉を聞いたことはありませんか。子どもの居場所づくり事業では、生活困窮や発達障がいをはじめ様々な課題があり、学校や家庭で孤立しがちな子どもたちへの学習支援や児童養護施設を対象にしたプログラムなどを通じて安心できる居場所づくりをすすめていきます。
虐待の中で本人の努力ではどうしようもない状況の中、目の前で涙を流す女の子の姿に突き動かさるように「ただいま~と言える子どもの居場所づくり事業」は始まりました。「いま、彼女にとって家に居場所がないのだとすれば、それに代わる居場所を地域にどうしてもつくる必要がある。
学習支援事業については2014年からスタート、子どもたちの夕刻を支える場「富田ただいま子ども食堂」と誰が参加してもいい共生型「富田わくわく子ども食堂」は2017年からスタートしました。
この事業の様子は、NHK全国放送「課題解決ドキュメントふるさとグングン-ひとりぼっちのない町 高槻富田地区」として、2017年に子ども食堂を立ち上げていく様子が放映され、2018年には地元の中学校と地域が連動した「レインボープロジェクト」の様子が続けて放映され、多くの反響をいただくことになりました。
また、「夜の子どもの居場所づくり(WAM助成)事業」、「子どもの貧困について学ぶ学習会」開催や関係他機関と連携した「コミュニテイソーシャルワーク事業」も行っています。