障がい者グループホーム整備事業

 障がい者の生活をサポートする地域の包括的支援が不十分な中、親亡き後の障がい者のライフステージを補完するまちの仕組みづくりが急がれます。
 社会福祉法人つながりおよび家族会「ひだまり」との協働で、グループホーム整備を組み入れた公営住宅建替の先導モデルの創造と地域福祉のグランドデザインづくりをめざします。

2017年

4月

27日

障がい者グルームホーム「コラム富田」が完成

  3年前から社福つながり家族会とともに計画を進めてきた重度障がい者グループホーム「コラム富田」。

 親亡き後、どんなに重い障がいがあっても地域で暮らし続けられる事をめざして保護者のみなさまが念願してきたグループホームがようやく形となりました。

 

 4月27日午前10時半から高槻市長、市議会議長はじめ福祉・地元関係団体のみなさまのご出席いただいて新築なった「コラム富田」で竣工式が行われました。

 

   玄関エントランスに入ってすぐの共用リビングは高い天井と化粧梁りでとってもおしゃれ。 男性入居者7名の各居室にも表札がかけられ、グループホームでの新しい生活に期待がかかります。

 

 入居者のみなさんはGW期間中に引越し、5月8日からグループホームでの生活がスタート。 新グループホームの住所は高槻市富田町2-16-26で富田富寿栄住宅の入り口に位置しています。
 

2015年

2月

24日

時創福祉会グループホーム「みるみれ」の施設見学会を行いました

 社福つながり後援会・家族会ひだまりとともに市内唐崎に2014年5月開所したばかりのグループホーム「みるみれ」の見学会を29名で行いました。

 

 「みるみれ」はCOCOハウスを運営している社福時創福祉会が建設したもので、ホーム名の「みるみれ」はネパール語で「夜明け」を意味するそうです。

 定員は15名。施設内をご案内いただき、中内法人理事長から開設に至るまでの道のりや支援員の体制、家族の利用料負担等について説明をいただきました。

 

 富田地域でも社福つながりとともに夜間支援型グループホームの整備を計画中です。

 

 

 

 

2013年

6月

19日

障がい者入所施設「三島の郷」見学会を行いました

 2012年8月に改築工事を終えて新しくなった市内大字原にある社福大阪福祉事業財団「三島の郷」をつながり後援会・家族会ひだまりとともに施設見学会を行いました。

 市内障がい者施設としては古い施設ですが、改築により施設入所定員は95名、日中は生活介護支援を行っています。

 見学会には後援会・家族会の25名が参加。ユニットを中心とした居宅スペースはこれからのグループホームづくりのイメージを作っていくうえで大変参考になりました。

2012年

9月

10日

地域生活総合支援センター「あい」施設見学を行いました

 茨木市の府営玉櫛住宅内に昨年開設されたケアホーム「あいあい・みしま」へつながり後援会・家族会ひだまりとともに見学に行きました。 運営は(社福)大阪府障害者事業団で、富田林市にある大規模障がい者入所施設「金剛コロニー」の地域移行施設として整備されたものです。

 

 施設は、通所施設「地域生活総合支援センターあい」(定員60名)を拠点施設として、男子10名・女子20名のケアホームと10床のショートステイ、相談支援「地域支援センターあいあい・みしま」を併設した一体型施設です。

 

  通所施設と居住生活の場が一体的であることの是非はあるのですが、府営住宅の建替高層化と合わせた福祉活用としては参考になりました。

2012年

7月

26日

家族会で障がい者ケアホームについてワークショップを開催

 社福つながり家族会ひだまりに「ケアホーム部会」が設置され 、タウンスペースWAKWAKも共に参加してワークショップが行われました。 部会には18名の当事者家族が出席。

 

 「いわゆる重度の障がいを持つ人たちに必要なケアホームとは?」をテーマに、「ホームの立地や環境」「必要な支援内容とスタッフの体制」「費用負担のあり方」等について、意見を出し合いました。

 

 参加者からは、福祉にやさしい富田での整備をめざし、どんな障害があっても地域で当たり前に暮らしていける生活支援の場づくりの必要性が出され、今後、部会としてのニーズを集約しながら計画づくりを進めていくことを確認しました。

2012年

6月

27日

障がい者ケアホーム「レジデンスなさはら」施設見学を行いました

 つながり後援会・家族会とともに市内奈佐原に2012年4月開設したばかりの重度障がい者ケアホームの施設見学を行いました。開設したのは知的障がい者入所施設「萩の杜」を運営する(社福)北摂杉の子会で、ケアホームの名称は「レジデンスなさはら」。

 

 同法人が運営する知的障がい者通所支援施設の利用者を中心に20名が入居し、木造平屋建て3棟からなっています。入居者の包括的支援のみならず、重度障がい者や自閉症の方の特性に合わせて各部屋をしつらえてあり、入居者相互の移動導線も考慮した生活の場としての工夫も随所に見えました。

 

 タウンスペースWAKWAKも地域福祉のグランドデザインづくりの重要な拠点としてつながり後援会・家族会の中にケアホーム部会を設置、し先進施設のノウハウも活かしながら、重度障がい者ケアホーム整備事業のプラン作りをすすめる予定です。