「地域から広がる子どもの第3の居場所~高槻の子ども食堂編」をテーマに高槻市市民公益活動サポートセンターが主催、タウンスペースWAKWAK共催、平安女学院大高槻の子ども食堂長研究班協力で12月14日(土)午後1時~4時に高槻市生涯学習センターで市民向け講座が開催されました。
一部では「子ども食堂増加の背景にある子どもの貧困・第3の居場所の必要性」についてタウンスペースWAKWAK岡本工介事務局長が基調講演。
引き続き、平安女学院大短期大学部・助教の荷出翠さん、短期大学部2回生の糸井さん、宮崎さんから「高槻市の子ども食堂と現状と課題」に調査結果について報告いただきました。
調査は開催されている子ども食堂4件と運営停止に至った1件の全5件を対象に、「運営継続」「専門連携機関」「補助金活用」へのモチベーションと課題について行われたもので興味深いものでした。
二部は高槻の子ども食堂運営者4団体も登壇してのトークセッション。
コーディネーターを務めていただいたのは原順子(国立成育医療研究センターアレルギーセンター研究補助)さん。
子ども食堂運営団体として「川添子ども食堂(太田也寸志代表)」「ひなたぼっこ子ども食堂(中村亜希子代表)」「富田ただいま食堂(岡本工介事務局長)」「NALK花みずき子ども食堂(田中千鶴子)」がパネラーとして登壇。
セッションでは立ち上げに至った経過、継続していく上での課題等についてそれぞれから出していただきました。
最後に、原さんから子ども食堂と言っても運営形態は多種多様であり、それぞれ4つの子ども食堂についての特徴を紹介。
今後の課題として「広く市民に子ども食堂の周知と認知をしていくための取り組み」「アレルギー対応等リスク管理の重要性」も提起いただきました。